ZUNペットに関する考察レポート 第１回

唐突に始まりました。

何だか大層なタイトルが付いてますが、別に大した内容ではありません。
東方の曲を耳コピしたり聴いているうちに気がついたことや考えたことが色々ありまして、
チラシの裏に書けばいいことを、チラシがないので自分の日記に書いておこう程度のものです。
肩肘張らずにお読み下さいませ。

◆

東方紅魔郷

１面道中　○　１面ボス　×
２面道中　×　２面ボス　×
３面道中　○　３面ボス　×
４面道中　×　４面ボス　×
５面道中　×　５面ボス　×
６面道中　×　６面ボス　○
ＥＸ,道中　○　ＥＸ,ボス　×

いきなり表が登場しました。はてさて何の表でしょう。

↓
↓


その前に、第１回ということで基本的なところからおさらいを。
そもそも、ZUNペットとは何でしょう。
一般的には、東方project等のZUN氏作曲の曲に多用されている、トランペットのような音色のことを指す造語で、
ZUN氏の所有しているハード音源、SD-90に内蔵されているRomantic Tpこそがそれだとする説が有力です。
（↓こんな音）
http://www42.tok2.com/home/samidaremidi/midi/ZUNpetsample.mp3

非常に特徴的な音で、東方を頻繁にプレイしている方ならこの音色を聞いただけでも
東方の曲、ZUN氏の曲と思ってしまうほどのインパクトがありますね。

とまあここまではファンの間では言わば常識中の常識かと思いますが、ではもう一歩踏み込んで考えてみましょう。
・実際のところ、ZUNペットの使用率はどのくらいなのか。
・作品によって、また場面によってどのように違うのか。
・そもそも本当に多用されているのか。気のせいではないのか。
このあたりをテーマに、当ブログでは考察していきたいと思います。

◆

さあ賢明な読者の皆様ならもうお分かりですね。
最初に書いた表は、曲中に明確にZUNペットが使われていると推定される曲、をまとめた表です。
検証方法
①　後々比較しやすいように、紅・妖・永・風・地の道中、ボス曲のみを対象とする
②　対象曲を聴いてみる
③　ZUNペットらしき音が聞こえたら○、聞こえなかったりはっきりしなかったら×をつける
要するに自分の耳のみが頼りです。なんというアナログ。
聞き間違い、聞き逃しも多いと思いますが…
あんまり厳密にやっても仕方ないのでその辺は適当です。

さてさて、前置きが長くなりましたが紅魔郷の全14曲。ZUNペット使用曲は
「ほおずきみたいに紅い魂」「上海紅茶館 ～Chinese Tea」
「亡き王女の為のセプテット」「魔法少女達の100年祭」
全４曲でした。

14曲中4曲。14打数4安打。打率0.285。
２番打者のシーズン打率ぐらいですね。
どうでしょう。個人的にはイメージより少ないなあ、という印象。
特にボス曲が意外ですね。セプテットだけ。

ただボス曲には使用されているか微妙な曲もありまして。
まずラクトガール。ラストのサビにZUNペットが聞こえるような聞こえないような。
卯酉東海道版だと明らかにZUNペットなんですが。MIDI版にはブラス的な音は入っていません。
オーエンも迷いました。イントロの後、0:18～辺りから入る音がZUNペットに似てます。
MIDIだとブラスが使われていますが…いずれにせよメイン的な使われ方ではないですね。
２曲とも、疑わしきは罰するということで×に。

紅魔郷曲のZUNペットは、曲数もそうですがあんまり自己主張しないというか
多くある楽器のうちの一部、のような使われ方をしている気がします。
ただ１面道中、ラスボスと要所は抑えられてますね。
意図的なものかどうかは分かりませんが。今後の活躍を予感させます。

◆

そろそろ疲れたので第１回はこの辺でお開き。
紅魔郷だけだと何だか良く分かりませんが、
妖、永と順に比較していくとまた新たな傾向が見えてきます。多分。
次回妖々夢編。続く。